血糖値を下げるためのインスリン。糖尿病の方の場合、インスリン注射や薬によって血糖コントロールを行う必要がある場合が多くあります。
糖尿病の治療として血糖値のコントロールが重要ですが、そのカギを握っているのがこのインスリンです。
今回は、そんなインスリンと糖尿病の関係やインスリン抵抗性について詳しく学んでいきましょう。
インスリンと糖尿病の深い関係とは
糖尿病について解説するために、インスリンは切っても切り離せない存在です。
食事によって増えた血糖は、インスリンのはたらきによって一定量に保たれますが、糖尿病の場合はこのインスリンの量をコントロールする必要があります。
ここでは糖尿病とインスリンの深い関係性と、インスリンが血糖をコントロールする仕組みについて詳しくみていきましょう。
→インスリンってなに?はたらきと糖尿病との深い関係を知ろう |
インスリン注射と糖尿病
血糖コントロールを行うためには、薬によって血糖値を下げる薬物療法やインスリンを注射するインスリン注射が用いられます。
ここでは、その中でもインスリン注射に着目し、インスリン注射の打ち方のポイントや打つ場所について詳しく解説していきます。
また、一概にインスリン注射といってもいくつか種類があります。糖尿病の患者さんご自身が普段打つインスリン注射についてしっかり理解することが、インスリン注射を安全に使用するために重要です。
インスリン注射について詳しくみていきましょう。
→正しく知ろう!インスリン注射をするときの5つのポイントと注意点って? |
→薬物療法って?糖尿病と薬・インスリン注射について知ろう |
インスリン抵抗性と糖尿病の関係
「インスリン抵抗性」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?インスリン抵抗性によって血糖値が下がりにくい状態が続くことで、Ⅱ型糖尿病を発症しやすくなります。
加齢や肥満・運動不足などがインスリン抵抗性を増すことが分かっており、インスリン抵抗性を改善することが糖尿病の予防・改善につながります。
ここでは、インスリン抵抗性とは一体どのようなものなのか・また、インスリン抵抗性と糖尿病の関係について詳しくみていきましょう。
→Ⅱ型糖尿病の原因のひとつ。インスリン抵抗性って何だろう? |