糖尿病において、血糖値を安定させ急激な高血糖を予防することは治療の大切な目的のひとつです。
また、自分の血糖値をコントロールすることも重要です。この章では、血糖値の基準値や食前・食後での変動幅・血糖値を下げやすい食品などについて詳しくみていきましょう。
血糖値の基準値と糖尿病
血糖値は一日の中でも変動します。朝・昼・晩でも血糖値は微妙に異なり、食事の前後でも違いが現れます。血糖値の高さに異常がある場合、病気が疑われる場合もあります。
血糖値を正しい基準値にコントロールするためには、まずは基準となる値を知り、正しく血糖値を計測することが大切です。この章では、血糖値の基準値と糖尿病の関係・知っておきたい基礎知識について詳しくみていきましょう。
→【基準別に対応】血糖値と基準値について正しく知ろう |
→朝食前は血糖値が高い?暁現象とソモジ-効果とは |
血糖値の自己測定と糖尿病
血糖値を自身で測る場合、「自己血糖測定」「持続グルコース測定」の2つの方法があります。
この2つの方法は具体的にどのような違いがあるのでしょうか?「自己血糖測定」「持続グルコース測定」の各メリット・デメリットと、方法をまとめました。血糖コントロールのために取り入れたい、血糖値の自己測定の方法について詳しくみていきましょう。
→自己血糖測定と持続グルコース測定。自分で測定するメリット・デメリットとは? |
血糖値を下げる食品と糖尿病
血糖値を安定させ、下げるためには食事の工夫も大切です。ここ最近ブームとなっているグルテンフリーの食事は、糖尿病患者さんだけでなく糖尿病予備群の人にもお勧めの食事法です。
また、お酢を食事と一緒に摂ることで食後の血糖値の上昇が穏やかになることがここ最近分かってきました。普段の食事に一工夫加えるだけで、血糖値を安定させやすくすることができます。
血糖値に効果的な食品と糖尿病の関係について詳しくみていきましょう。
→糖尿病患者こそグルテンフリーで血糖値をコントロールしよう! |
→お酢は糖尿病患者の味方。美味しく取り入れて血糖値をコントロールしよう! |
血糖値と冬場の関係
冬場は外に出ることが少なくなることで、運動量が少なくなりやすい時期です。また、忘年会や新年会、クリスマスにお正月と暴飲暴食につながりやすいイベントも控えており、冬場は血糖値が上がる要因がたくさんある危険な季節と言えます。
冬場こそ、血糖値のコントロールに特に気をつけたい季節といえます。
ここでは、冬場に血糖値のコントロールが乱れないために気をつけたいこと・取り入れたい運動や生活のポイントについて詳しくみていきましょう。
→糖尿病は寒い冬こそケアが大切!血糖値を上げないための注意点とは? |