冬になるとよく聞く「ヒートショック」という言葉をご存知ですか?急激な温度差がもたらす身体への悪影響を意味します。
入浴時、外出時などの急激な温度変化によって、血圧が大きく変動することで体の不調を招きます。また、血圧・血糖値の上昇によって心筋梗塞や脳梗塞など命に関わる症状を引き起こすこともあります。
冬は血糖のコントロールが乱れる傾向があり、糖尿病患者は特に注意が必要です。血糖値の乱れの主な理由は「食事」と「運動」の2つがあります。
日本人に多い2型糖尿病の発症には運動不足が大きく関係しています。私たちは食生活が欧米化し、エネルギーを過剰に摂取してしまう生活にあります。
仕事はデスクワーク中心で体を動かすのはまれ。そんな方は特に注意が必要です。運動不足が加わると、インスリンの働きが徐々に悪くなり、糖尿病にかかってしまうのです。
適切な運動は血糖のコントロールを良好にします。「動く生活」を始めるのが最初の一歩です。
糖尿病は、早期発見・早期治療を行えば、怖い病気ではありません。糖尿病は、早期では自覚症状が出ることが少ない病気ですから、定期的な検診や早めの検査受診によって病気を見つけることが大切です。
病院で行う検査から自宅で検査キットを使った方法など、様々な検査方法がありますが実際どのような方法で測定・診断するのでしょう?
それぞれの検査方法について詳しくみていきましょう。