糖尿病というと一般的に、治らない病気と思われているようです。そのため糖尿病と診断されると「この病気と一生つきあっていかなければならないのか」「一生薬を飲み続けるのか」とショックを受けることでしょう。
しかし、糖尿病は必ずしも不治の病なのでしょうか。実はそんなことはありません。中には糖尿病が完治に近い状態になるケースもあり、そのためには日々の治療がなにより大切になってきます。
今回は、糖尿病の完治・治療による症状の改善について詳しくみていきましょう。
世界保健機関(WHO)の2016年版「世界保健統計」よると、日本人男性の平均寿命が「80.5歳」、女性は「86.8歳」と発表しています。男女とも過去最高を更新しており、世界的にみても日本は誇るべき長寿国家です。
その一方、高齢者の糖尿病が近年増えています。さらには糖尿病に伴い認知症を患うケースも増えており、高齢者の糖尿病と認知症が関係していることも分かってきています。
今回は、高齢者の糖尿病・認知症について深く掘り下げていきましょう。
糖尿病の合併症のひとつである糖尿病神経障害。手足のしびれなどの症状が現れますが、「足病変」という悪化すると足切断も余儀なくされる病気につながる場合も。
足病変とは一体どのようなものなのでしょう?今回は、足病変の主な症状から日々チェックしてほしい項目・足病変にならないための予防について詳しくみていきましょう。
健康診断を受けたときに「異常なし」という結果が出ると、多くの人は「自分は健康体だ」と考えることでしょう。
ところが、健康診断では発見できない早期の糖尿病「隠れ糖尿病」をご存知でしょうか?空腹時の血糖値からは発見できないことで「隠れ糖尿病」が本格的な糖尿病につながってしまう場合があります。
そんな「隠れ糖尿病」はここ数年増加傾向にあるのです。今回は、隠れ糖尿病とはどのようなものなのか・隠れ糖尿病を早期発見するためのポイントを詳しくみていきましょう。
糖尿病の治療では、よくインスリンの投与が行われます。糖尿病の発症原因にも大きく関わっているインスリン。
しかし、インスリンとは具体的にどんな物質でどのように糖尿病と関係しているかご存知ですか?
今回は、そんな意外と知らないインスリンについて踏み込んでみていきましょう。普段は意識しないインスリンについて知ることで、血糖値と体の関係も理解することができますよ。
一般的に、糖尿病かどうかの判断は血糖値によって行われています。血糖値を測定して、基準値を超えていたら糖尿病が疑われるわけです。
しかし、そもそも血糖値とは何なのでしょうか。そして、基準値はどうやって決まっているのでしょうか。今回は糖尿病と深い関わりのある血糖値にフォーカスして詳しくみていきましょう。
糖尿病は別名「サイレントモンスター」と呼びたくなるほどの手強い相手です。
5年、10年という長い年月をかけて身体をむしばんでいきます。まったく自覚症状がなく病気が進む場合も多く、糖尿病が進行し血液透析となってしまう患者さんは毎年1万6千人以上にも上ります。
そんな進行に注意が必要な糖尿病ですが、進行を予防するための「教育」や「検査」のために入院が必要になることがあります。
一概に入院といってもタイプによって入院期間や費用に違いがあります。今回はそんな糖尿病の入院について詳しくみていきましょう。
糖尿病の患者さんは、高血圧になりやすいと言われています。「高血圧治療ガイドライン2009」によると、糖尿病患者さんの約半数が高血圧を併発しているとか。
これは、糖尿病ではない人の約2倍の確率です。なぜ糖尿病の患者さんは、高血圧になりやすいのでしょうか?
また、糖尿病と高血圧を併発した場合どのようなリスクがあるのでしょう?今回は糖尿病と高血圧の関係について詳しくみていきましょう。
糖尿病は全身に関わる病気なので、発病するとさまざまな合併症が起こる可能性があります。そのひとつが、糖尿病網膜症。糖尿病性腎症・糖尿病性神経障害と並んで、糖尿病3大合併症に挙げられるほどポピュラーな症状です。
しかも糖尿病網膜症は、ほとんど自覚症状のないまま進行します。最悪の場合は、糖尿病網膜症によって失明してしまうことも。そんな恐ろしい糖尿病網膜症について詳しく知ることで、その危険性をできるだけ下げてみませんか?
厚生労働省は3年に一度、さまざまな病気の患者数を調べて医療行政に役立てる「患者調査」を行っています。近年では2014年に行われましたが、それによると糖尿病患者数が過去最多の316万60000人を記録しました。
これは一体どういうことなのでしょうか。これほどまでに患者数が増加した原因は何なのでしょうか。みなさんも今一度、考えてみませんか?