妊娠中に高血糖が続くことは妊娠糖尿病と呼ばれており、近年、発症する女性が急増していると言われています。症状が軽ければ出産後に元通りになるケースもありますが、出産後も高血糖が続く方もいます。
妊娠糖尿病の治療はセルフコントロール(食事療法)が重要になってきますので、今回は妊娠糖尿病の食事療法についてしっかり理解しておきましょう。
初期の糖尿病には、これといった自覚症状はありません。しかし、症状が徐々に進行してくると、様々な合併症が起こってきます。
その結果、糖尿病の末期には普通の日常生活が過ごせなくなってしまうこともあります。どんな症状が出てくるのか、それを未然に防ぐためにはどうしたらいいのか詳しく見ていきましょう。
糖尿病の合併症のひとつに「糖尿病神経障害」があります。糖尿病網膜症・糖尿病腎症と合わせて、糖尿病の3大合併症とも呼ばれています。
糖尿病神経障害は、糖尿病の初期から見られる合併症です。2007年に行われた国民健康・栄養調査では、糖尿病患者さんの約12%が糖尿病神経障害を発症していました。
日本内科医学会の調査によると、自覚症状のない人まで含めると糖尿病患者さんの約4割が糖尿病神経障害になっているといわれています。
糖尿病患者さんなら、普段から気をつけておかなければいけない糖尿病神経障害。それは一体どんな病気なのでしょうか。
お酢は昔から体に良いとされ、テレビのバラエティ番組や雑誌の特集でも頻繁に取り上げられてきました。お酢を使った健康食品も数多く発売されています。
お酢の効果としてよく言われているのは、食欲増進・疲労回復・美肌・便秘解消・免疫力アップ・内臓脂肪の減少・カルシウムの吸収促進・血圧の降下・血糖値の抑制など。改めて列挙すると、かなり多岐にわたります。
お酢に血糖値を抑える効果があるなら、もっと積極的に取り入れたいという糖尿病患者さんも多いはずですが、本当にそんな効果があるのでしょうか?
寝起きの血糖値が1日の中で一番高い。。。少し心配してしまいますよね。糖尿病患者で夜よりも朝の方が血糖値が高い人は、「暁(あかつき)現象」か「ソモジー効果」の可能性が疑われます。
あまり聞き慣れない2つの言葉ですが、今回は暁現象とソモジー効果について詳しくご紹介します。
冬になるとよく聞く「ヒートショック」という言葉をご存知ですか?急激な温度差がもたらす身体への悪影響を意味します。
入浴時、外出時などの急激な温度変化によって、血圧が大きく変動することで体の不調を招きます。また、血圧・血糖値の上昇によって心筋梗塞や脳梗塞など命に関わる症状を引き起こすこともあります。
冬は血糖のコントロールが乱れる傾向があり、糖尿病患者は特に注意が必要です。血糖値の乱れの主な理由は「食事」と「運動」の2つがあります。
日本人に多い2型糖尿病の発症には運動不足が大きく関係しています。私たちは食生活が欧米化し、エネルギーを過剰に摂取してしまう生活にあります。
仕事はデスクワーク中心で体を動かすのはまれ。そんな方は特に注意が必要です。運動不足が加わると、インスリンの働きが徐々に悪くなり、糖尿病にかかってしまうのです。
適切な運動は血糖のコントロールを良好にします。「動く生活」を始めるのが最初の一歩です。
糖尿病は、早期発見・早期治療を行えば、怖い病気ではありません。糖尿病は、早期では自覚症状が出ることが少ない病気ですから、定期的な検診や早めの検査受診によって病気を見つけることが大切です。
病院で行う検査から自宅で検査キットを使った方法など、様々な検査方法がありますが実際どのような方法で測定・診断するのでしょう?
それぞれの検査方法について詳しくみていきましょう。