糖尿病になってしまうと、治療のために様々な費用が嵩みます。食事療法・運動療法のみで治療をする場合も、定期的に病院を受診する費用が必要です。
さらに薬物療法を行うことになると、かかる費用は決して少なくありません。糖尿病の治療には一体どのくらい費用がかかるのでしょう?治療費を押さえるポイントや利用したい保証制度について詳しくみていきましょう。
「糖尿病」は現代病とも呼ばれる私たちに身近な病気の一つです。2014年に行った国際糖尿病連合(IDF)の調査結果によると、世界の糖尿病人口は3億8,670万人に増加し、約半数は糖尿病の自覚がないと言われています。
糖尿病は別名「サイレントキラー」とも呼ばれ、気付かないうちに病気になっているケースが多いのです。
糖尿病は発症していても自覚症状が出にくく、症状から病気を見つけることが難しい厄介な病気です。実は何年も前に発症しているのに、症状に気付かないまま治療もせず長い時間を過ごしてしまうケースも少なくないのです。
症状がないから大丈夫、なんてことは決してありません。糖尿病と診断された時には、すでに合併症の兆候が見られる患者さんも多いといいます。
定期的に健康診断を受けるとともに、体が発するさまざまなサインを見逃さないよう、日頃から自分自身の体の変化に気を配っておくことが大切です。
厚生労働省が発表した「平成24年度国民健康・栄養調査」によると糖尿病が強く疑われる者の割合は、男性 15.2%、女性 8.7%でした。平成19年度の調査と比較すると男性は変わらず、女性は増加傾向にあります。
この調査結果をさらに読み進めると、特に糖尿病の発症は働き盛りの40歳以上が多く、中高年だけで見ると糖尿病予備軍を含めると4、5人に1人が発症しています。まさに中高年世代の現代病と言っても過言ではありません。
糖尿病性腎症を引き起こす最大の要因は高血糖、つまり糖尿病です。
血糖のコントロールがきちんとできていれば問題はありませんが、それができずに高血糖状態が長く続くと、やがて糖尿病性腎症を発症し、人工透析を生涯にわたって続けなければならなくなってしまいます。
糖尿病は遺伝するという噂を耳にしたことはありませんか?うちは糖尿病家系だから気をつけなければ、という話を聞くこともありますよね。糖尿病は本当に遺伝する病気なのでしょうか。
今回は、糖尿病と遺伝の関係について説明します。
糖尿病は、血糖値が上がる症状によって、様々な合併症を引き起こすことがある怖い病気です。しかも病状の進行は、仕事や運動、ストレスの量など日常生活と密接な関係があるにもかかわらず、かなり進行しないと自覚症状が出ません。そのため検査による早期発見・早期治療が治療成功のカギとなります。
低血糖は薬物治療を行う人にとって最も怖い症状です。特にインスリン療法中は、低血糖に注意する必要があります。
低血糖になる理由は、「注射をするタイミングや量を間違った」「食事時間が遅かった・忘れた」「激しい運動や長時間の運動をした」などなど。今回は低血糖の発症原因や自覚症状など詳しくご紹介します。