飲み薬を服用している患者さんは、お薬をたまに飲み忘れてしまうことがあるかもしれません。糖尿病のお薬の中には、食直前に飲んでこそ効果があるものもあります。
たとえ、飲み忘れたからといって、次の回で帳尻を合わせようと2回分を一気に飲むようなことは絶対にしてはいけません!今回は、薬物療法の必要性をはじめ、食直前と食前の違いや、もし飲み忘れた場合の対処法について説明します。
糖尿病であると診断された多くの患者さんは「まさか自分がなるなんて」と感想をもらす人が多いです。診断後……時間が経過すると「不安」「孤独感」「失望感」にさいなまれます。
糖尿病にならないためには、日々の生活習慣を見直し予防に努めることが重要です。糖尿病になりやすくしてしまう生活習慣をひとつひとつチェックしていきましょう。当てはまるものが多かった人は、糖尿病予備群である可能性も高いので要注意ですよ。
糖尿病の引き金は「肥満」です。肥満の原因は「食べすぎ」と「運動不足」。肥満は糖尿病をはじめ、高血圧や動脈硬化、高脂血症、肝臓病、心臓病などの生活習慣病を誘因します。
太りやすくなる中年期以降は特に食べ物に気をつけてください。
食事で取り込んだエネルギーは、さまざまな生命活動に使われ、残った分が中性脂肪となって、脂肪細胞に蓄えられます。たくさん食べていなくても、日常生活での消費エネルギーが少ないと、中性脂肪が溜まって肥満につながります。
病気などで医者に行くとお薬を処方してくれます。薬の作用の中で治療に必要な作用を「主作用」、その逆で、薬を飲んだときに現れる本来の目的以外の作用のことを「副作用」と言います。
糖尿病の薬物療法では、血糖値をコントロールするために、血糖値を下げる作用のある飲み薬やインスリン製剤の注射などを行います。
飲み薬やインスリン製剤にも副作用があります。どのような副作用があるのか知っておくことは万が一の時にも安心です。
糖尿病は、血糖値をコントロールするインスリンというホルモンの作用や分泌が低下する病気です。残念なことに、一度糖尿病になると完治は難しく、生涯付き合っていかなければなりません。
また自覚症状が現れにくい病気でもあるため、ご家族の方が小さな症状のサインに気づいてあげることがも大切です。
そこで糖尿病の早期発見方法、ご家族の方に糖尿病管理のために知っていてもらいたい知識やサポート方法をご紹介いたします。
糖尿病や高血圧の患者さんは、長いスパンで治療を続ける必要があります。食事制限など日常生活での制約が多いため心に不調を感じやすくもなります。
また、食事制限のストレスからドカ食いに走る患者さんもいます。そこで今回は、糖尿病とストレスの関係を取り上げたいと思います。
単刀直入に、外食は血糖値コントロールが難しいです。理由は高カロリーメニューが多く塩分も多く取りがちになるからです。
可能であれば自炊・お弁当持参が理想ですが、仕事柄、友人らの付き合いなどでやむをえず外食にする場合は「何をどのくらい食べるか」という点を考えながらメニューを選ぶと良いでしょう。
少しの工夫で外食でも血糖値のコントロールは十分にできます!
妊娠中に血糖値が上昇したり、血糖値が高い状態が初めて発見された場合を「妊娠糖尿病」と言います。妊娠の初期に血糖コントロールができていないと母子ともに合併症のリスクが高まります。
ここでは「なりやすい人」「赤ちゃんへの影響」「妊娠時の注意点」などについてご紹介いたします。
糖尿病は自覚症状が少ない病気です。しかし、慢性的な高血糖状態が続くと、じわりじわりと全身にダメージを与えていきます。、これが合併症です。合併症は全身に様々な障害合併症を引き起こします。
ズバリ!糖尿病の治療目的は合併症を予防することです。今回は糖尿病の三大合併症をクローズアップします。
糖尿病の飲み薬は、症状によって飲む回数・種類は違いますが、患者さんに共通している点は毎日飲み続けることです。
糖尿病の初期などは自覚症状がない場合が多いので、お薬の重要性を軽視している人も多いですが、お薬の飲み忘れは症状を悪化させ、合併症が引き落とすリスクもあります。
そこで今回はお薬を飲み忘れないポイントや便利なアイテムなどをご紹介いたします。