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続きを読む透析患者さんにとって、運動はとても大切です。透析患者さんは、一般の健康的は人に比べて体力や筋力が低下していることが知られています。
体力や筋力が低下すると、疲れやすくなって普段の生活に支障が出るだけでなく、転びやすくなって骨折したり、別の病気を引き起こしたりすることも。
「薬物療法」とは「食事療法」「運動療法」を行っても、血糖コントロールがうまくできない場合に行われます。”最後の切り札”と言う人もいます。
この療法には、飲み薬の「経口糖尿病薬による治療」と、インスリンを注射する「インスリン療法」があります。
この二つの薬は性格、使い方が全く異なる薬なので、それぞれに注意すべきポイントを理解し、低血糖などの副作用に注意が必要です。
糖尿病治療で最も効果があるのが「食事療法」です。1型糖尿病でも2型糖尿病でも、糖尿病予備軍でも、また妊娠中でもすべての糖尿病の患者さんにとって食事療法は治療の出発点です。
すでに薬物療法をスタートしている場合でも、食事療法があっての薬物療法と覚えておいてください。
「運動療法」は「食事療法」と並んで糖尿病治療の両翼です。二つセットで効果をより発揮します。なぜかといえば、糖尿病はエネルギー量の「摂取(食事)」と「消費(運動)」のバランスが崩れてしまう状態が長期間続いた結果として生じる病気だからです。
そして、その原因の1つは「運動不足」と考えられます。運動療法のポイントと注意点をみていきましょう。
「糖尿病」は現代病とも呼ばれる私たちに身近な病気の一つです。2014年に行った国際糖尿病連合(IDF)の調査結果によると、世界の糖尿病人口は3億8,670万人に増加し、約半数は糖尿病の自覚がないと言われています。
糖尿病は別名「サイレントキラー」とも呼ばれ、気付かないうちに病気になっているケースが多いのです。
糖尿病は発症していても自覚症状が出にくく、症状から病気を見つけることが難しい厄介な病気です。実は何年も前に発症しているのに、症状に気付かないまま治療もせず長い時間を過ごしてしまうケースも少なくないのです。
症状がないから大丈夫、なんてことは決してありません。糖尿病と診断された時には、すでに合併症の兆候が見られる患者さんも多いといいます。
定期的に健康診断を受けるとともに、体が発するさまざまなサインを見逃さないよう、日頃から自分自身の体の変化に気を配っておくことが大切です。
厚生労働省が発表した「平成24年度国民健康・栄養調査」によると糖尿病が強く疑われる者の割合は、男性 15.2%、女性 8.7%でした。平成19年度の調査と比較すると男性は変わらず、女性は増加傾向にあります。
この調査結果をさらに読み進めると、特に糖尿病の発症は働き盛りの40歳以上が多く、中高年だけで見ると糖尿病予備軍を含めると4、5人に1人が発症しています。まさに中高年世代の現代病と言っても過言ではありません。
糖尿病性腎症を引き起こす最大の要因は高血糖、つまり糖尿病です。
血糖のコントロールがきちんとできていれば問題はありませんが、それができずに高血糖状態が長く続くと、やがて糖尿病性腎症を発症し、人工透析を生涯にわたって続けなければならなくなってしまいます。
糖尿病は遺伝するという噂を耳にしたことはありませんか?うちは糖尿病家系だから気をつけなければ、という話を聞くこともありますよね。糖尿病は本当に遺伝する病気なのでしょうか。
今回は、糖尿病と遺伝の関係について説明します。